そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、イエスをののしって
わたしは彼らにそしられる者となりました。 彼らはわたしを見ると、頭を振ります。
「すべて道行く人よ、 あなたがたはなんとも思わないのか。 主がその激しい怒りの日にわたしを悩まして、 わたしにくだされた苦しみのような苦しみが、 また世にあるだろうか、尋ねて見よ。
彼らは悪しき口と欺きの口をあけて、わたしにむかい、 偽りの舌をもってわたしに語り、
そしりがわたしの心を砕いたので、 わたしは望みを失いました。 わたしは同情する者を求めたけれども、ひとりもなく、 慰める者を求めたけれども、ひとりも見ませんでした。
わたしは自分の骨をことごとく数えることができる。 彼らは目をとめて、わたしを見る。
わたしもあなたがたのように語ることができる。 もしあなたがたがわたしと代ったならば、 わたしは言葉を練って、あなたがたを攻め、 あなたがたに向かって頭を振ることができる。
主が彼について語られた言葉はこうである、 『処女であるシオンの娘は あなたを侮り、あなたをあざける。 エルサレムの娘は あなたのうしろで頭を振る。
同時に、ふたりの強盗がイエスと一緒に、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけられた。
そのほか、いろいろな事を言って、イエスを愚弄した。
神がわたしの綱を解いて、 わたしを卑しめられたので、 彼らもわたしの前に慎みを捨てた。